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パネルディスカッション:子どものウェル・ビーイングと環境要因の活性化 (CRNアジア子ども学研究ネットワーク第3回国際会議講演録)

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本稿は、2019年9月25~27日、インドネシア・ジャカルタで開催されたCRNアジア子ども学研究ネットワーク(CRNA)第3回国際会議にて行われた講演録です。

※肩書は当時のものです

メディアの利用やNGO運営組織など、子どもたちをとりまく環境要因について話し合うために、2名の登壇者にご講演いただきました。
まず榊原洋一教授が「メディアと子どもの神経発達」について説明し、次にジェンベル大学のマウラナ・クスマー准教授が「脆弱なコミュニティにおける子ども支援のためのソーシャルエンジニアリングの実態」について述べました。

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デジタルメディアと神経発達

榊原 洋一(医学博士、お茶の水女子大学名誉教授、CRN所長、
ベネッセ教育総合研究所常任顧問)

今日お話しするのは、デジタルメディアと神経発達に関するものです。これは、スマートフォンの使用と視聴時間についての長期的な調査研究ですが、そのエビデンスと結果について簡単に説明したいと思います。

なぜメディアツールの使用がそこまで懸念の対象なのでしょうか?メディア技術の発展を年代順に辿ってみますと、1200年は絵画、次にグーテンベルクが発明した活版印刷機、1925年にはラジオが、1950年にはテレビが出現しました。私はテレビとラジオしかない時代に生まれました。現代の日本では、就学前の子どもがテレビを見て、モバイル機器をいともたやすく扱うのが当たり前のようになっています。子どもの発達における最初の随意運動(自らの意思を伴う運動)が、指で指したり物に触れることであるのは小児科医や教育者にとって周知の事実ですが、今や「スワイプする」という新たな運動を加えなければならないかもしれません! このように、いとも簡単に操作することができるメディアツールであるが故に、その影響についても調査し、理解する必要があります。

メディアは子どもの発達にとって大切なツールであり、メディアを子どもから取り上げることは現実的ではありません。環境は子どもの脳の発達を左右する重要な要因です。メディアは、視覚、肥満、機敏性、睡眠などの身体的発達に様々な影響を及ぼします。また、攻撃性、多動性、集中力、思いやり、言語、社会性の発達など、行動や心理面にも影響を及ぼします。メディアとの接触時間が長いことで、脳の機能・構造が変化する場合もあります。

メディアが子どもの発達に影響を及ぼす要因として3つの経路が挙げられます。すなわち、メディアとの接触、ほかの活動の減少、そしてコンテンツ(暴力的な内容など)です。子どもが母親や他人と対話することは、発達上大切なことです。しかし、テレビを長い時間視聴することで、そのような対話の時間が少なくなってしまいます。アメリカの心理学者グリーノ教授の有名な実験では、豊かな環境が神経伝達の優れた脳の発達を促すことが明らかとなっています。

そのような脳の発達の例として、「L」と「R」の発音の区別が挙げられます。アメリカの乳児は生後3ヵ月までに「L」と「R」の発音を聞き分けることができますが、日本の乳児は生後12ヵ月になっても違いを聞き分けることができません。この二つの語の発音は似ているのですが、アメリカの乳児は親が会話中に抑揚の変化を生じさせることで区別ができるようになるのです。

日本放送協会(NHK)は0~5歳の子どもを対象にテレビ視聴の影響についてコホート調査を行いました。0歳児のテレビ視聴時間は2~3時間となっています。しかし、よく見ると、テレビ視聴の回答は4つのカテゴリに区分できることがわかります。すなわち、「専念視聴する」、「何かをしながら見る」、「両親がテレビを見ている部屋で子どもが遊んでいるなど、テレビがバックグランドとなっている」、「詳細は不明」です。こうした調査において、子どもがどのようにテレビを見ているかを厳密に調べることは重要です。例えば、アメリカのある論文では、テレビがついている時間を調査対象としていますが、視聴時間を「2時間」と回答した場合でも、その大半の時間はテレビがバックグラウンドとなっている状態で、実際にテレビを見ていたのは30分だけということもあり得るからです。

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上記の表は子どもがテレビを見ていた時間を調べた結果です。ここでも、テレビを見る時間の大半は、親と見ている時間です。テレビがついていても、子どもが一人で見る場合と、親と一緒に見る場合では異なります。米国小児科学会では、子どもの視聴時間を一日当たり1~2時間に限定し、質の良い番組を選ぶよう、両親に推奨しています。また、子どもの寝室にテレビを置かないようにすることも勧めています。

アメリカの医療社会学者クリスタキス教授の研究では、幼い頃からのテレビとの接触は子どもの注意力を損なわせる可能性があることが述べられています。私はこの理論に驚きました。なぜならば、私は注意欠陥障害や自閉症の子どもを診ていますが、テレビとの接触によって症状が悪化したと聞いたことは一度もないからです。一方、テキサス工科大学のスティーブンス教授とマズロー教授の研究によると、テレビとの接触とADHD(注意欠陥多動性障害)症状との間には有意の関連性は確認されませんでした。統計的分析の結果、関連性は非常に低い数値となっていました。

米国小児科学会の調査では、3歳未満の幼児を対象に、テレビ視聴と不規則な睡眠時間の関連性を分析しています。その結果、テレビの視聴時間は不規則な睡眠と関連性があることが判明しました。また、長いテレビ視聴時間、不規則な睡眠時間、不規則な食事時間は、時間の管理が不得手な両親に由来することも指摘されています。これは親の養育態度を介した間接的な関連性であり、重要な要因です。親が不規則な睡眠の影響を理解していれば、そのようなことは起こりません。攻撃的、暴力的なメディアコンテンツに関しては、ハーバード大学のリッチ教授が、米国の殺人事件発生率が1947年から1974年の間に93%増加したことを指摘しています。同じ期間、南アフリカではわずか7%の増加となっています。しかし、テレビが普及した1975年以降、南アフリカの殺人事件発生率は130%増加しました。リッチ教授は、テレビの暴力的な場面を見ることで攻撃的、暴力的な行動が増えると結論付けています。その結果、私たちを取り巻く世界が冷たく、不親切であると感じる「ミーンワールド症候群」や、暴力的な場面を見ても何も感じなくなる脱感作など、懸念すべき現象が発生します。

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次に、日本で行われた調査に目を向けてみましょう。上記のグラフは日本における年間殺人事件数を表したもので、テレビが導入されてから減少傾向にあることがわかります。従って、前述の仮説は当てはまりません。同時に、暴力犯罪の件数も減少しています。従って、暴力的なメディアコンテンツと実際の暴力犯罪との間に密接な関連性は存在しません。

米国UCLA公衆衛生学のフレデリック・ジマーマン准教授らが発表した研究によると、大人との会話が維持される限り、テレビ視聴そのものによって子どもの言語発達が影響を受けるものではないことが判明しました。テレビを長時間見ている子どもは、親との対話の時間が減るために、言語の発達が遅れるのです。親子の対話や母親の働きかけこそが子どもの言語発達に重要な影響を及ぼすのです。最近の米国の小児科学会誌『ペディアトリックス(Pediatrics)』では、ミシガン大学のラデスキー教授が「子どもによるモバイルとインタラクティブメディアの使用:その効用と弊害および不明な点」という表題の論文を発表しており、デジタルメディアの影響は必ずしもネガティブではなく、スマートフォンの使用によってポジティブな効果もあることが明らかとなっています。

2014年に発表された別の論文では、スマートフォンやテレビなどのメディアと子どもの発達との間にはポジティブな関連性が見受けられるものの、これらの影響については依然として不明な点が多く、今後の調査が必要であることが述べられています。私たちはいまだ結論までたどり着いていないのです。これまでに、テレビの視聴時間と脳細胞/神経線維の比率との関連性を調べる科学的な研究が行われてきましたが、CATスキャンでは効果的な数値が得られず、臨床的影響の有無が明らかにされていません。統計上の関連性は見られるものの、これによって結論を導くことができていません。

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上記の図は、韓国の研究者によるインターネット依存症と脳機能ネットワークに関する研究を表したもので、インターネット依存症によって脳神経の接続形態がネガティブな影響を受けることが指摘されています。

現在までに明らかになった点を要約すると、

  • 過度に長い視聴時間は、子どもと家族の対話時間が減るために、子どもの言語発達を損なう可能性がある。
  • 早期かつ長時間のテレビ視聴と後に発現する注意欠陥障害の関係はまだ議論の余地がある。
  • メディアコンテンツの長時間の利用による子どもの発達への影響もまた議論の余地がある。
今後明らかにすべきこと:
  • スマートフォンやタブレットの使用が子どもの発達に及ぼす影響
  • メディアとの接触が脳の構造や機能に及ぼす影響
  • デジタルメディアの教育上の利点
  • インターネット依存症の発現を示す脳のメカニズム

子どもはは常に何かを考えているものです。その過程は、まず何らかの刺激を受け、これを認知し、映像、記憶、概念として取り込み、その上で言葉を発したり、行動を起こしたりするのです。


参考文献

  • • Christakis, DA, et al., Early Television Exposure and Subsequent Attention Problems in Children. Pediatrics. April 2004; 113(4): 708-713.
  • • 長谷川寿一・眞理子著,「戦後日本の殺人の動向」, 科学(70: 560-568), 2000年
  • • NHK Broadcasting Culture Research Institute. Interim Report 2009. Better Broadcasting for Children Project 2010.
  • • Park, C., Chun, J., Cho, H. et al. Alterations in the connection topology of brain structural networks in Internet gaming addiction. Scientific Report 8, 15117 (2018).
  • • Radesky JS, Schumacher J, Zuckerman B. Mobile and Interactive Media Use by Young Children: The Good, the Bad, and the Unknown. Pediatrics. Jan 2015; 135(1):1-3
  • • Stevens, T., Muslow, M., There is no meaningful relationship between television exposure and symptoms of attention-deficit/hyperactivity disorder. Pediatrics. Mar 2006 ;117(3):665-72.
  • • Zimmerman FJ, Gilkerson J, Richards JA, Christakis DA, Xu D, Gray S, Yapanel U. Teaching by listening: the importance of adult-child conversations to language development. Pediatrics. 2009 Jul;124(1):342-9.
  • • Thompson, DA., Christakis, DA. The association between television viewing and irregular sleep schedules among children less than 3 years of age. Pediatrics. Oct 2005;116(4):851-856.

脆弱なコミュニティにおける子ども支援のためのソーシャルエンジニアリングの実態

マウラナ・クスマー(ジェンベル大学社会学部准教授)

1枚の割られた窓ガラスをそのままにしていると、通りがかりの人々は「誰も気にしていないし、誰も責任を問われていない」と考える。さらに割られる窓ガラスが増えていき、その建物から通りへと無秩序状態が広がり、やがて街全体が荒廃する。
(「割れ窓理論」ウィルソン&ケリング、1982年)

私の研究について

21世紀になって以来、インドネシアには約1,000の子ども支援組織が存在します。しかし、これらの組織は本当に役立っているのでしょうか? こうした支援組織の大半は、リスク社会として社会的・生態学的に脆弱なコミュニティの子どもたちに注意を向けています。脆弱なコミュニティの幼い子どもたちは通常のコミュニティよりも脅威に直面しています。この脆弱性は社会的かつ危険な状況に関連している場合があります。脆弱な子どもとは、災害リスクが高い場合や、貧しいスラム地区、廃棄物処理場、鉄道や港湾の傍といった危険地域に住んでいる場合など、劣悪な環境条件に起因したリスクにさらされている子どもを意味します。また、移民労働者の孤児や親が育児放棄した子どもなども脆弱な子どもです。

本研究では、非政府組織(NGO)のTanokerSwayanakaKampoeng BatjaRumah Literasiからデータの提供を受けました。これらの社会組織は脆弱なコミュニティにおける子ども支援プログラムに参加しており、研究者はこれら組織の基礎評価を通じてデータを収集しています。研究者は参加者の観察から収集したデータや、情報提供者から得た組織の経験談に基づき、分析を行いました。こうした組織の社会的活動や戦略に焦点を当てたソーシャルエンジニアリングと子ども支援を拡大させていくことが彼らの目標です。

Tanokerは、社会的エンパワーメントに従事する組織で、主に移民労働者の子どもを支援しています。この地域では、生計を立てるため、または海外で移民労働者となるために、地元を離れる人々が増えています。こうした人々が残していった子どもたちは十分に面倒を見てもらえず、彼らの成長や発達を支援する十分な社会活動もありません。この組織は移民労働者の子どもに関する社会的問題に取り組んでおり、レドコンボ郡における子どもたちの学び・遊びの場としてTanoker(マドゥラ語で「繭」という意味)と名付けられました。Tanokerは伝統的な遊びを子どもたちの学びの場として利用しており、中でも竹馬(egrang)はこのコミュニティで最も人気のある遊びで、平和の文化を育てる場所となっています。また、様々なゲーム、ダンス、劇、歌や音楽を通して愛国心や人道主義の意識を高めています。子どもたちに求められることは楽しく遊ぶことで、竹馬を使ってダンスを創作したり、泥の中で球技を楽しんだりしています。この泥球技は観光客にも人気があるイベントです。手作りの民芸品は社会的エンパワーメントを促進しています。この組織がインドネシアの脆弱な側面に取り組むための最初の発端となったのは竹馬でした。

Swayanaka Indonesiaは教育に焦点を当てた組織です。大学生がこのコミュニティにやってきて、ケアが必要な子どもたちの面倒を見ます。ボランティアは村を訪れ、問題点や問題を抱える子どもたちを特定します。Swayanakaが、幼児の教育、健康、発達に焦点を当てたプログラムを実施することで、子どもたちはボランティアと愛着関係を築き、社会的価値を育みます。子どもたちの問題を解決するための支援を提供し、一人一人の子どもの可能性を育てるよう手助けをします。このプログラムの対象は子どもたちです。Swayanakaは以下の二つの戦略を採用しています。第一に、村の中で問題の原因を捉え、解決策を見つける支援をします。また、子どもを育成する村として複数の村をターゲットとしています。第二に、よそのコミュニティ、組織、関係者との協力体制を構築しています。例えば、ジェンベル県のSwayanakaでは、支援ネットワークの運営を通じて、よそのコミュニティのアイデアや意見を取り入れ、必要に応じて情報の共有や相互支援を行い、問題を解決するようになっています。

Kampoeng Batjaは元教師であるイマン・スリギ(Iman Suligi)氏が2010年に本を読む公園として設立したものですが、元々は識字率を向上させるために1978年に設立された組織です。創始者は膨大な数の本を所蔵していましたが、近隣のコミュニティを支援したいと考え、子どもや住民の誰もが自由に本を読める場所として開放し、本を読む楽しさを広めることに努めました。また、物語の読み聞かせ、絵描き、コーランの読経などの宗教的活動も行っています。子どもたちがKampoeng Batjaについて理解するためのリテラシーツアー(Wisata Literasi)というプログラムもあります。子どもたちはそこで物語を話したり、教育的なゲームで遊んだり、絵を描いたりすることができます。他にも、リテラシー訪問(AnjaliAnjangsana Literasi)と呼ばれるプログラムがあり、スリギ氏率いるチームが学校を訪問し、リテラシーについて教育を行います。さらに、黒板とチョークで自由に絵を描く活動があり、訪れる子どもたちに最も人気のあるプログラムとなっています。子どもたちは思いのままに絵を描いて自分の能力を試すことができます。読書や工作のためのコーナーや、お絵描きのコーナーは、チョークと黒板を使って何度でも消しながら好きなように絵を描くことで、子どもたちの創造性が養われるようになっています。

Rumah Literasi(リテラシーハウス)は、「人に聞く前にまず本を読もう」(Pantang Tanya Sebelum Baca)というスローガンのもとに、2014年に設立されたコミュニティ組織です。Rumah Baca(読書ハウス)は読書運動の中心として、子どもたちの創造性を養う場所となっています。Rumah Literasiは子どもたちを活動中の対象者としてとらえ、子どもたちの空想力を養うことにより、彼らの世界を広げようと努めています。このコミュニティ組織の管理者は、現実のデータがなくても子どもたちにはモノを創造する能力があるという理念を掲げています。子どもたちは、退屈になりがちで、思い通りにならない一般的な規則に縛られずに、自分たちの望むように自由に考えることができます。こうした能力は、ほかのスキルを学ぶ時にも役立ちます。例えば、実験する能力が身につけば、創造や発明を行う意欲が刺激されます。読む習慣を身につけることで想像力が養われます。こうした概念から、Rumah LiterasiRumah Baca(読書ハウス)とTaman Baca(読書ガーデン)を設け、「1000ヵ所の読書ハウス運動」を開始しました。また、村のコミュニティレベルでリテラシーを育てるというビジョンに基づきDesa Literasi(リテラシー村)の概念を打ち立て、様々なプログラムや技術活動を提供しています。Rumah Literasiは子どもたちの世界を通じて創造性を育てることに取り組んでおり、本を読むための公園は人々の希望により正式な幼児教育センターとなりました。

最後に、各組織が子どもの育成に取り組む中で、どのようなことに力を入れているのか、まとめておきます。

  • Tanokerは芸術的な創造性の育成。
  • Swayanaka Indonesiaは人々との愛着関係の構築。
  • Kampoeng Batjaは読書とゲームの促進。
  • Rumah Literasiは読書と会話を促し、話し合いを誘導。

上に述べた4つの組織は、子どもたちの社会情動的スキルや運動認知の発達を促進するために重要な役割を果たしています。これらの組織は様々な取り組みを試みることで、社会に変化をもたらし、子どもたちに社会的価値を提供し、子どもたちが社会に適応する力を育もうとしているのです。

筆者プロフィール
sakakihara_2013.jpg榊原 洋一 (さかきはら・よういち)
医学博士。CRN所長。お茶の水女子大学名誉教授。ベネッセ教育総合研究所常任顧問。日本子ども学会理事長。専門は小児神経学、発達神経学特に注意欠陥多動性障害、アスペルガー症候群などの発達障害の臨床と脳科学。趣味は登山、音楽鑑賞、二男一女の父。

主な著書:「オムツをしたサル」(講談社)、「集中できない子どもたち」(小学館)、「多動性障害児」(講談社+α新書)、「アスペルガー症候群と学習障害」(講談社+α新書)、「ADHDの医学」(学研)、「はじめて出会う 育児の百科」(小学館)、「Dr.サカキハラのADHDの医学」(学研)、「子どもの脳の発達 臨界期・敏感期」(講談社+α新書)など。

maulana_kusumah1.JPG" マウラナ・クスマー
ジェンベル大学社会学部の准教授。ガジャ・マダ大学大学院にて社会学の修士号、ブラウィジャヤ大学農学部社会経済学科にて農村社会学の博士号を取得。研究対象は環境社会学、海事社会学、文化社会学、および闘争の社会学。海事学研究所(IMaS)および社会的変革・エンジニアリング・運動に関する研究グループ(TERANG)の研究者として、国内および海外のカンファレンスに参加し、多くの本や論文を書くなど、科学的な活動に従事する。現在は森林付近のコミュニティのエンパワーメントに関する研究を行っている。子どもの成長および発達に強い関心を持ち、ジェンベル地域のSwayanakaを運営。Swayanakaは子どもたちの発達を支援・擁護するNGOである。

※肩書は執筆時のものです

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