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シンポジウム第5回「アンケートのまとめ」

2008年8月27日掲載

要旨:

2007年に開催されたドゥーラについてのシンポジウムの、会場アンケートの集計結果の報告。参加者の概要、セミナーの評価、ドゥーラの既存知識、ドゥーラサポートの日本導入についての意見などを公開する。これからの周産期支援を考える上では、看護学生の柔軟性と、一般・専門職参加者の広い視点といった両者のそれぞれの強みを生かして話し合うことによって、日本におけるドゥーラサポートの必要性と導入の方法について方向性を探っていきたいと考える。
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シンポジウム「新しい周産期支援モデル:ドゥーラ ~映画「ドゥーラ物語:若年妊娠の支援」より~」
 
2007年12月、日本子ども虐待防止学会三重大会の特別企画「妊娠期から始める母と子のきずなづくり」、及び兵庫県甲南女子大学の特別企画「これから生まれてくる子どもと母親へのサポート」で、ドゥーラについての国内初のシンポジウムが開催されました。これらのイベントでは、アフリカ系アメリカ人のある女性(コミュニティベース・ドゥーラ)が10代の母親たちを情熱的に支援する様子を描いたドキュメンタリー「ドゥーラ物語」が媒体として用いられました。映画の中のドゥーラや当モデルの開発者がシカゴから来日し、日本の小児科医・産科医・助産師をまじえたパネルディスカッションもおこなわれました。日本では、産科医や助産師の不足など、周産期医療の見直しが注目されています。映画の中のアメリカの状況は日本とは異なる部分も多くありましたが、日本におけるドゥーラサポート導入の可能性について皆で考える機会になりました。ここでは各講演の内容と会場アンケートの集計結果をご報告していきます。


座長: 友田尋子(甲南女子大学教授)
長江美代子(滋賀県立大学教授)

パネラー: レイチェル・アブランソン(シカゴ・ヘルス・コネクション所長)
ロリーサ・ワイジンガー(ドゥーラ)
小林登(東京大学名誉教授、国立小児病院名誉院長)
荒掘憲二(伊東市民病院院長、社団法人家族計画協会『思春期保健セミナー』、思春期学会研修担当常任理事)
岸利江子(イリノイ大学シカゴ校在籍)

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「ドゥーラセミナー アンケートのまとめ」

友田尋子(甲南女子大学 小児看護学 教授)
長江美代子(滋賀県立大学 精神看護学 教授) 
岸利江子(イリノイ大学シカゴ校 母子看護学 大学院生)


甲南女子大学(2007年12月13日)、日本子ども虐待予防学会(同14日)で開かれたドゥーラセミナーで配布されたアンケート調査の結果をまとめました。


I. 参加者の概要

甲南女子大学では約200名、日本子ども虐待予防学会(以下JaSPCAN)では約200~300名の参加がありました。そのうち、160名(関西地区の看護学生、JaSPCAN参加者、地域からの一般参加者を含む)からアンケートが回収されました。セミナー参加のきっかけは、50%の参加者が学内の案内、24.4%が学会の案内から、14.4%が知人からの誘いでした。

甲南女子大学では学生が参加者の大半(70%)を占めました。神戸市立看護大学によってドゥーラとして養成され活動をしている女性数名や、奈良で育児サークル「ドゥーラクラブ」を運営している女性のグループも参加されました。JaSPCANでは学会員の特性上、参加者の内訳は助産師、児童福祉相談員、小児科医、産科医、保健師、看護師、臨床心理士、養護教諭など専門職が目立ちました。全参加者の95%以上は女性で、出産経験があると答えた女性は全体の19.4%(31名)でした。実際に周産期(妊娠から産褥まで)支援の経験をもつ参加者は全体の約3分の1でした。


II. セミナーの評価

両セミナーでは、ドキュメンタリー映画「ドゥーラ物語:若年妊娠の支援」の鑑賞、5名のパネリストによるプレゼンテーション、そして会場ディスカッションがおこなわれました。ドキュメンタリー映画は参加者の97%(159名中155名)が「とても良かった」または「良かった」と回答し、全体的に高い評価を得ました。主な映画の感想を以下にまとめました(※1)

プレゼンテーションについては、87%(148名中129名)の参加者が「とても良かった」または「良かった」と評価しました。会場ディスカッションは十分な時間がとれなかったこともあり、「とても良かった」「良かった」と回答した人は65%(123名中79名)にとどまりました。特にJaSPCANでは、Ms. AbramsonとMs.Weisingerの話にもっと時間を割いてほしかった、会場のディスカッションの時間がとれなくて残念だったという感想がありました。 


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III. ドゥーラについて

・ドゥーラという言葉を知っていましたか?
参加者の80%(155名中124名)が「今回初めてドゥーラという言葉を知った」と答えました。「もともと詳しく知っていた」と回答したのは12%、「言葉は聞いたことがあるが詳しくは知らなかった」が8%でした。参加者の大半はこれまでドゥーラということばを聞いたこともなく、一方で、一部の参加者はセミナー前からドゥーラに高い関心をもっていたことがわかりました。 

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・日本でドゥーラサポートは必要だと思いますか?
81% (154名中126名)が「必要だと思う」と回答し、「必要だが無理だと思う(14%)」、「必要ないと思う(0.6%)」「わからない(4%)」を大きく上回りました。それぞれの理由について自由記載欄で尋ねたものを以下にまとめました(※2)。 


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・ドゥーラサポートを受けたいですか?ドゥーラになりたいですか?また、自分が妊娠・出産の時にドゥーラサポートを受けたいと思いますか?
という質問には、51%(142名中73名)が「受けたい」、3%が「受けたくない」、46%が「わからない」と回答しました。それぞれの理由について自由記載欄で尋ねたものを以下にまとめました(※3)

逆に、自分がドゥーラとして働いてみたいですか?という質問にも、38%(150名中57名)が「なりたい」、15%が「なりたくない」、47%が「わからない」と回答しました。 


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IV. 日本にドゥーラサポートを導入する場合

IV-1) 対象者

日本でドゥーラサポートを必要としている集団は、「若年妊婦(160名中133名)」、「虐待・被虐待暦のある女性(同123名)」「家族の支援が十分でない女性(同117名)」「貧困層の女性(同96名)」「母子家庭(同94名)」などが多く票を集めました(複数回答)。JaSPCANの特性とプレゼンテーションが親と子のきずなに焦点を当てたものであったことから、虐待について関心が集まったのは必然といえます。他には「外国人(同79名)」「胎児異常があると告知された女性(同77名)」「高齢出産(同77名)」「妊婦健診を受診していない女性(同70名)」「流早産のリスクのある女性(同68名)」「健康上のリスクのある女性(同58名)」などについて聞きましたが、いずれについても多くの参加者がドゥーラサポートの対象となるべきと回答し、「上記のすべて」という回答も目立ちました。自由回答でその他に「初産婦」「中絶体験がある妊婦」「妊婦の父母・義父母」などがありました。


特にどのような人々にドゥーラのサポートが必要だと思いますか?(複数回答)(n=160)

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IV-2) 時期

ドゥーラサポートを日本に導入するとしたら、どの時期に特に必要ですか?という質問について、参加者の91%が「妊娠中」、68%が「出産時」、38%が「出産から1ヶ月まで」を選びました(複数回答)。「出産から半年間・1年間(それぞれ36%)」、「妊娠する前(33%)」という回答もありました。自由回答では、「個人差があり、本人が自信をもつまで」「周囲のサポートが見つかるまで」など、必要な限りという意見や、「中絶する時」「産後2年間」という回答もありました。
北米で主に活躍しているドゥーラは分娩期(陣痛が始まってから産後すぐまで)または産褥期(産後数週間)が多いので、本セミナー参加者では「妊娠中」がもっとも多く票を集めたのは予想外でしたが、ドキュメンタリー映画の中で描かれているコミュニティベース・ドゥーラの活動は妊娠早期からのかかわりを重視しているため、映画の影響も大きかったと考えられます。


特にどの時期にドゥーラのサポートが必要だと思いますか?(複数回答)(n=160) 

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IV-3) サポートの内容

ドゥーラサポートにはさまざまなものがありますが(ドゥーラに求められる役割(https://www.crn.or.jp/LABO/DOULA/serial/0009.html)参照)、今回のセミナー参加者に日本でのドゥーラサポートの内容について聞いてみたところ、「心理的サポート(ほめる、励ます、話を聴く)(160名中145名)」が圧倒的に多く、「情報を提供する(同99名)」「母親と専門家(医療、福祉、教育など)とのコミュニケーションを助ける(同96名)」「育児を助ける(同79名)」「出産準備教育をする(同79名)」「家庭訪問をする(同78名)」などが票を集めました(複数回答)。自由回答では「すべて」という回答もありました。


日本で、ドゥーラのサポートにはどのようなサポート内容が強調されるべきだと思いますか?(複数回答)(n=160) 

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IV-4) 看護学生と一般参加者の比較より

甲南女子大学では参加者の大半は看護学生でした。看護学生(77名)とそれ以外(専門職を多く含む一般、83名)でアンケートの回答結果を比較してみました。

看護学生では、95%がドゥーラについて今回初めて知り、93%が周産期支援の経験がないと回答したように、ドゥーラサポートのイメージは映画に強く影響される傾向がみられました。例えば、ドゥーラサポートは若年妊婦や貧困層に特に必要と答えた学生や(p=0.07)、ドゥーラのサポートの内容は情報提供(p=0.02)や緊急時にかけつけること(p=0.03)が特に大切と答えた学生が一般参加者よりも多くみられました。参加者自身が若いため、自らを重ね合わせた可能性もあったかもしれません。一方、看護学生はドゥーラサポートの必要性や導入の可能性について、「私たちが目指している看護職のイメージがドゥーラに近いと思った」など、一般・専門職参加者よりも柔軟に受けとめている自由回答が多くありました。また、ドゥーラになってみたいと答えた学生が一般参加者よりもやや多くみられました(p=0.07)。

一般・専門職参加者では、幅広いドゥーラサポートの応用が提案されました。これは日頃からさまざまな対象者に実際に接している専門職の実践の中で問題意識をもっているために、ドゥーラサポートのイメージが映画に限定されなかったように見受けられます。例えば、ドゥーラサポートの対象は妊婦健診を受けていない妊婦(p=0.03)、家族の支援が不足している妊婦(p=0.03)、母子家庭(p=0.02)、外国人妊婦(p=0.002)などの項目で、看護学生よりも多くの回答がみられました。ドゥーラサポートの内容は家庭訪問を重視するべきという回答が学生よりも多く(p=0.07)、またサポートの時期について産後1年まで必要(p=0.06)という回答がより多くみられました。一方で、「アメリカと日本は文化が異なる」「日本には助産師がいるのでドゥーラは必要ない」など、文化の違いや職種のバリアーを懸念する声がありました。


V. 考察・まとめ

ドゥーラについて今回初めて知った参加者が大半であったにもかかわらず、全体にプログラムの評価はとても良く、ドゥーラの活動について、アメリカからの生の声を届ける貴重な機会となったことがわかりました。また、今後もこのようなセミナーや調査などに協力いただける方々を募ることもできました。時間配分などに課題は残りましたが、今回のセミナーは成功だったと思います。次回以降は、ディスカッションをもっと強調したプログラムにしたいと思います。
アメリカと日本の社会文化背景が異なる中、ドゥーラサポートの知恵を日本にどのようにとり入れることができるかをさぐることもねらいでした。ほとんどの参加者が、すべての妊産婦に、等しく、本人が必要と感じる限り、必要なすべてのドゥーラサポート、特に心理的サポートが提供されるべきと考えていることがわかりました。サポートを受ける妊婦にとっては無料であるべきと考える一方で、ドゥーラ個人にはきちんと支払われるべき、制度化して社会で支援するべきという意見が多くありました。

ドゥーラサポートを受ける際の壁として、日本人は、家族以外の他人に立ち入られたくないのでは、という意見が目立ちました。また、ドゥーラサポートの提供者となることについては、ドゥーラの仕事の大変さについて、負担が大きそう、あんなふうになれないという感想が多くありました。家族のサポートがある場合や、現在の専門職の支援で十分な場合は、ドゥーラサポートは特に必要ありませんが、そのようなサポートが足りていない時に本人が希望する場合のオプションとして、ドゥーラサポートが重要になってくるようです。また、ドゥーラになる人が多くなり、ドゥーラを支える体制が整えば、ドゥーラ1人あたりの負担を軽くすることは可能かもしれません。

看護学生と一般・専門職参加者の比較では、看護学生の柔軟性と、一般・専門職参加者の広い視点が浮き彫りになりました。これからの周産期支援を考える上で、両者の強みを生かして話し合うことにより、日本におけるドゥーラサポートの必要性と導入の方法について方向性を探っていきたいと思います。今回の両セミナーを開催し、本物のドゥーラやドゥーラプログラムの開発者の話を直接聞くこと、映像情報のインパクトの強さを感じました。アメリカをはじめ、世界にはコミュニティベースドゥーラの他にもさまざまな種類のドゥーラ活動があります。日本の周産期ケア、女性のエンパワメントに貢献できるよう、これからも色々な情報を日本へ届けたいと思います。


謝辞

今回のセミナーにお越しくださった方々と、開催を支えてくださったすべての皆様に心からお礼を申し上げます。(順不同)甲南女子大学(稲垣由子先生)日本子ども虐待予防学会(二井栄先生、熱田裕先生、西口裕先生)京極小児科クリニックメディカ出版 Chicago Health Connection Marillac House Child Research Net American Association of University Women 福沢浩昭氏(通訳ボランティア)


※1

主な映画の感想を以下にまとめました。

自由記述の主な内容は、表1と表2のように、映画から受けた印象が感情として表現されたことばと、映画を見てドゥーラの存在をどのように捉えたか(認識したか)についての記述の2種類に分けることができました。表内は、意味内容を伝える最小限の単位で直接引用しています。全記述内容をドゥーラについて認識された内容に絞ってさらに分析してみると、映画「ドゥーラ物語」が参加者に伝えたテーマは表3のようになりました。これらは、この映画が本セミナーの主旨を正確に伝え、導入部の役割を十分に果たしたと考えられます。

表1 感情表現として

?はじめてドゥーラまたは妊娠期間から分娩産後までの具体的な支援を知った発見→驚き、すばらしい、感動、リアル、すごい仕事 (一般・学生)
?興味深い、興味がわいた、もっと知りたい (一般・学生)
?[自分と]同じ年でこどもを産んでいる、出産って大変 (学生)
?ショック、生々しすぎる (学生)

表2 ドゥーラについて認識したこと
?ドゥーラの存在が妊産婦の不安を軽減する、安心感を与える
?母親として自立を促すエンパワメントになる
?1年後に具体的に人生を歩んでいる人たちを取り上げているのは、希望を持たせる
?"ジャッジしない""全てを受け入れる""無償の愛"を受けた人間は必ず成長する
?素晴らしいが、個人の力によるものが大きいので、コミュニティの力がもっと必要
?貧しい人、サポート者がいない人が利用できるような社会の仕組み(制度化)が必要
?ドゥーラによる人間関係「子ども‐母の絆」この関係こそ現在社会に必要でないか
?大変な労力なので、ドゥーラはボランティアではなく、有料にすべき
?昔の日本の町内会、商店街の「おばちゃん」「おばあちゃん」のような口や手を出す人、おせっかいな人がいなくなったために、必要なのかと考えた
?目指している看護師のイメージがドゥーラに近い(学生)
?ドゥーラのようなドゥーラのように看護として医療を提供していきたい(学生)

表3 映画から伝わったテーマ
・愛情を与えるだけ与えてもらった妊婦は、子に愛情を与えられる
?無償の愛
?ジャッジしない
?母子の絆
?継続的なかかわり
?信頼関係を築く
?エンパワメント
?コミュニティの力
?有償に値する職業


※2 それぞれの理由について自由記載欄で尋ねたものを以下にまとめました。

必要と思う理由は、便宜上表に示した1)~7)のカテゴリーに分類しましたが、実際の記述内容はこれらの7つのうち複数の項目にあてはまるものが多く、相互に関連し総合的に「必要と思う」という答えにつながったようです。また、これらの7項目はパネリストのプレゼンテーションで、ドゥーラの生まれた背景、役割、科学的根拠といった内容が効果的に参加者に伝えられたことを反映していると考えられます。

必要と思う理由 具体的内容
1)不安軽減などの精神的サポートの重要性が増している ・少子化、人間関係の希薄化、価値観の違う人々がいる背景
・初めての経験
・産婦人科医や助産師の減少
2)リスクのある家族に早期介入が可能 (IV-1の質問の15項目と一致)
3)愛着形成が促され虐待防止につながる
4)真の育児支援となる ・母親になることについて、子どもを産むことについて伝え、側に寄り添って支える
・頼りすぎず、遠すぎないサポート
・愛し方を教える、愛したり、その人の母親のようにしてくれるサポート
5)Doulaのような自分から頼みやすい形の、地域のサポートが必要 ・日本では、サポートを自ら頼みにくい(声にしづらい)
・誰にもたのめず孤立する状況(社会の偏見、古い慣習)
・子どもを社会で育てる必要があり、その役割を担うのがドゥーラ
6)出産の医療化の問題への対処 ・無事にお産が終わるとほっとするが、後々その親子がどうなっていくかはあまりイメージできていない
・すぐに薬に頼ってしまう
・出産に伴う寄り添いができる人が身近に少なくなった。
・薬を使用せずに、極力自然にお産をすることは大切だと感じた。
・医療従事者だけでは支えきれない面をドゥーラの導入によって幅広くサポートできる。
7)核家族化 ・昔と異なって(祖父母いない現在)サポート者がいない

「必要だが無理」あるいは「わからない」理由として記述された内容の多くが、前述の7項目に挙げられた必要性を感じながらも、人員、導入方法、文化的要素に関連する理由のために「無理」あるいは「わからない」と答えていました。そのため、「必要だが無理」あるいは「わからない」理由については、まとめて報告することにしました。理由の具体的内容は、日本の文化に合った方法で日本へドゥーラを導入する際に考慮すべき重要な点を指摘し、ヒントを示唆しています。

★必要だが無理理由
★わからない理由
具体的内容
・人員関連 ・総合病院の産科では、人員的に難しい[助産師:妊婦の比率]
マンパワー不足
・トレーニングをどのようにつむのか、心まであのようになれるのか
・導入方法 ・特定の個人に過重な負荷がかかってしまう
・医療が発達しているのでお産は安全
・両親の助けがない人に出産まで[の時期]に[必要]
・文化的要素 ・日本人はあまり外との関りを積極的に好まない・文化の違い、[サポートが必要な時期が]アメリカ型とは違うかもしれない・偏見の目があり、サポートがあっても利用する人は少ないと思う・日本は両親が助けてくれるので、あっても利用しない
・真の育児支援となる ・母親になることについて、子どもを産むことについて伝え、側に寄り添って支える
・頼りすぎず、遠すぎないサポート
・愛し方を教える、愛したり、その人の母親のようにしてくれるサポート
・知名度が低い
・サポート体制が不備

* 具体的内容については、意味内容を伝える最小限の単位で直接引用していますが、[ ]は著者らが補足した内容です。



※3
それぞれの理由について自由記載欄で尋ねたものを以下にまとめました。

★ドゥーラサポートを
受けたい理由
具体的内容
・心理的・精神的サポート ・不安でも周囲に伝えられない
マンパワー不足
・寄り添ってもらえると安心して、よい出産になりそう
・産後にリラックスするために必要
・病院ではできないような細かい配慮をしてくれそう
・コーチや情報源 ・母親の情報だけでなく色々な情報を得られる
・どうやってどこにいって教えてもらえばいいのか
・継続的サポート ・自宅で出産した経験から継続的なサポートの重要性を実感
・母親がいつも側にいてくれるとは思わないから。

★ドゥーラサポートを
受けたくない理由
★受けたいかどうかわからない理由
・周囲にサポートがある ・母親や身近な家族などドゥーラでなくても支援者がいる
・実母が良い、まずは夫、家族、友人
・周囲にサポートがない場合必要 ・引越ししたとき
・他国や他地域での出産
・必要な人にうけてもらいたい ・自分は家族や友人がいるので必要な人に
・他人との信頼関係が不安 ・受けたいが出産時には立ち会ってほしくない。
・他人ではなく、家族、友人など知っている人になってほしい
・他人に立ち入ってもらいたくない
・妊娠していないのでわからない
・自分が助産師

* 具体的内容については、意味内容を伝える最小限の単位で直接引用しています。


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