CRNA国際共同研究:アジア諸国にみる「ハッピー&レジリエントな子どもをどう育むか」
1) 著者のインタビュー
CRNA国際共同研究に参加するアジア8ヶ国・地域の共同研究者のみなさまに、下記3問について伺いました。
Q1 なぜ今回の国際共同研究プロジェクトに参加しようと思いましたか?
Q2 なぜカントリー・レポートでそのテーマ(ご自身が選んだテーマ)に焦点を当てましたか?
Q3 調査分析を通して、一番の課題・ポイントと考える点は何ですか?
※動画は約3分です。
2) カントリーレポート
カントリーレポート全文を読む(PDF)
【プレビュー】
はじめに
タイでは、新型コロナウイルスの継続的な感染拡大に伴い、2020年に保健省による感染予防と拡大防止政策が導入された。その結果、学校も閉鎖や活動制限を余儀なくされ、学校の授業や活動はオンラインまたはハイブリッド型(オンラインと登園/登校の組み合わせ)で行われるようになった。こうした変化は子どもたちや家族の日常生活に大きな影響を及ぼした。タイの子どもたちはその多くが屋外で遊べる場所のない地域に住んでいる。さらに、オンライン学習は子どもと親の双方の身体面および精神面の健康に悪影響を及ぼすことが指摘されていた。国際連合児童基金(UNICEF)が2020年に行った調査によると、パンデミックが始まって以来、タイの児童・青少年の70%がオンライン授業(または学級閉鎖)によって心理的な問題(ストレス、不安、倦怠など)を抱えていることが明らかになっている。
はじめに
タイでは、新型コロナウイルスの継続的な感染拡大に伴い、2020年に保健省による感染予防と拡大防止政策が導入された。その結果、学校も閉鎖や活動制限を余儀なくされ、学校の授業や活動はオンラインまたはハイブリッド型(オンラインと登園/登校の組み合わせ)で行われるようになった。こうした変化は子どもたちや家族の日常生活に大きな影響を及ぼした。タイの子どもたちはその多くが屋外で遊べる場所のない地域に住んでいる。さらに、オンライン学習は子どもと親の双方の身体面および精神面の健康に悪影響を及ぼすことが指摘されていた。国際連合児童基金(UNICEF)が2020年に行った調査によると、パンデミックが始まって以来、タイの児童・青少年の70%がオンライン授業(または学級閉鎖)によって心理的な問題(ストレス、不安、倦怠など)を抱えていることが明らかになっている。
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