CHILD RESEARCH NET

HOME

TOP > 論文・レポート > 子ども未来紀行~学際的な研究・レポート・エッセイ~ > 【ヒューストンの自閉症児支援プログラム】第7回 神経学的相違をもつ生徒たちのための革新的な療育施設―The Monarch Instituteの紹介 (2)

このエントリーをはてなブックマークに追加

論文・レポート

Essay・Report

【ヒューストンの自閉症児支援プログラム】第7回 神経学的相違をもつ生徒たちのための革新的な療育施設―The Monarch Instituteの紹介 (2)

ポーター 倫子(米国社会科学協議会安倍フェロー)

2016年2月26日掲載
English
編集:ブライアント・ショー (Bryant Shaw)氏

注:本稿で使用する「神経学的な相違をもつ」という表現は、精神障害の診断と統計マニュアル(DSM-5)で定義される「神経発達障害(いわゆる発達障害)」およびその他の脳神経学的な差異に起因する症状を意味する。また最近の研究では、自閉症者などのその脳機能の違いを欠損ではなく、ユニークな個性として前向きに受け止めていく必要性があることも強調されている。そういう背景を受けて、この学校でも障害という言葉を敢えて使用せずに神経学的な相違をもつという風に表現されている。


D. モナーク・スクール

モナーク・スクールは、研究に基づいた学習者中心型プログラムを提供しています。このプログラムは、自己規制と自己認識、遂行機能、人間関係性の発達、学習(職業)能力の4つの目標に重点を置く、教育的かつ療育的アプローチをとっています。またこちらでは、子どもの成長は発達の流れの中で起こると考えており、「ノービス(入門者)」「アプレンティス(初心者)」「チャレンジャー(挑戦者)」「ボイジャー(冒険者)」という独自の4つのレベルを設定しています。それぞれのレベルの中で、生徒たちは4つの重点項目を軸に個別に設定された目標に向けて取り組んでいます。

special_2016_02_02.jpg
写真提供:The Monarch Institute for Neurological Differences

(1) 4つの発達レベル

聞き手: 4つの発達レベルについて説明していただけますか。

ショー氏: 生徒たちは、主に同じ発達レベルを共有するコホート(一般的には同年に出生した集団の意)にグループ分けされていますが、それぞれの学習者の特徴には、個人差があるため、ある程度柔軟に対応しております。私たちがつけたプログラムの名前は、直感的にレベルを分かりやすくしているため、「入門者」から始まるのです。入門者とは何でしょうか。入門者とは、まだ何も知らない人のことで、また知ることにも関心がない段階なのかもしれません。

この段階から始まるわけですが、必ずしもこのグループの生徒は小さい子どもというわけではありません。症状が重い場合、誤ってあるいは過少に診断されたり、妥当な療育がなされていなかったり、またその他の理由でこの段階に入る場合があります。たとえば認知的な柔軟性に欠ける場合などです。

聞き手: 誰がこの4つのレベルを定めたのですか。

ショー氏: 本校の創始者と創設期のリーダーたちです。「入門者」の次のレベルは「初心者」です。これは、先生にどうすべきか、という援助を求めるような段階で、自分のこととしてスキルを発達させ始めるような段階です。この「初心者」の時期のカギとなる質問は「先生、私はどうやったらいいですか?」です。「入門者」の生徒たちがこの質問をし始めた時に、次のレベルへの移行を検討し始めます。

聞き手: 子どもたちが互いに学びあうように促していますか。

ショー氏: はい、コホート、あるいはクラスと呼ぶことができるかもしれませんが、意図的に構成されており、同じレベルの中でも、自分より習熟した生徒やそうでない生徒を目にする機会が設けられています。

聞き手: コホートでは、年齢を考慮しているのですか。

ショー氏: コホートの中では、大体3-4歳位の年齢の開きがあります。たとえば、障害が重く、あまり療育が行われてこなかった中学生以上で入門者レベルの生徒もいるわけですが、そういう生徒たちを同じ教育上の目標をもつ7歳児と同じクラスにはしません。年齢の開きを考慮すると、異なった実践内容が求められているからです。

聞き手: 発達のでこぼこのある生徒もいると思いますが、様々な生徒が集まったコホートの中で、そうした子たちの学習上のニーズにはどのように対応しているのですか。

ショー氏: それぞれの生徒の学習レベルに応じて、個人に合わせた指導を行っています。特に「入門者」や「初心者」レベルにおいてそのようにしています。というのは、自己規制のレベルがまだ「入門者」であるにもかかわらず、学習能力は突出している場合もあるからです。その場合、個別化された学習指導は、その生徒の年齢相応あるいはそれ以上の設定で行われています。

聞き手: 先生たちは、生徒が次のレベルに進む準備ができているか、どのように判断するのですか。

ショー氏: これはチームで決めます。たとえば生徒たちの遂行機能がどのように変化してきたかの指標としてBehavior Rating Inventory of Executive Functions (BRIEF:遂行機能の測定ツール)などを使用しています。そうして、次のレベルに進む準備ができているかどうかを判断しています。

またそれ以外の重要な配慮すべき点は、どの程度感情をコントロールすることができるかです。少なくとも自己規制と自己認識の能力が「初心者」のレベルであれば、"self-contained"(障害児などの特別なニーズをもった子どものクラスの意)ではなく、より広い場での教育実践の可能性が高くなるからです。感情をコントロールできれば、実社会で訓練がしやすくなると考えます。

どの発達段階でも、発達レベルに即したそれぞれの感情の対処法があります。そのため幼児期より、感情コーピング、気持ちを落ち着かせること、心を安定させ平常心に戻すためにどうしたらいいのかなどについて学び始めます。

(2) カリキュラム

モナーク・スクールのカリキュラムは通常授業(8月から5月まで)、サマープログラム(1か月の夏のプログラム)、ライフ・アカデミー(学校内での職業体験)、外に出かけるプログラム(野外教育)があります。

聞き手: 貴校のカリキュラムでは、年齢相応の学習内容もカバーしているのですか。生徒は公立校で必ず行われている統一試験を受けたりしているのですか?

ショー氏: 教育計画の中では、統一された評価システムを部分的に取り入れていますが、公立校で行われているようなSTARテスト(テキサス州で行われている生徒の進級の判定に使用される統一試験)は使用していません。生徒の能力の差が大きいからです。たとえば過去に、数学の能力が非常に高い生徒が在籍していたことがあります。本校の教員で教えることができず、桁外れに高度な微積分の授業ができる教員を探さなければなりませんでした。このように、必要な学習内容にも対応しますが、準備のできていない部分については、それ相応の教育内容を提供しているため、ご家族の理解を得るのが難しいこともあります。

時々、生徒の中には学習面において学ぶ知的能力には問題がないのですが、気力を維持する能力や抑制力に欠けているがために、学業にそれだけの成果がみられない場合もあるのです。そのため年齢に応じた学習をさせるためには、障害となるものについて再教育する必要があります。また、生徒たちがこういった教育を通してその能力が身につき、学習を進める準備ができたら、年齢に応じたプログラムを用意しています。

聞き手: 生徒さんたちの中には、特別な才能をもつギフテッドの人もいらっしゃると思うのですが、そういう場合には個々人に応じた指導を行っていらっしゃいますか?

ショー氏: はい、そういう生徒もいます。そうです。色々な分野において、驚くような才能をもっている生徒がいます。

聞き手:生徒たちは、SATなどの統一試験を受けていますか?

ショー氏:はい。

聞き手: 先生方はSATなどの統一試験のための指導を行っていらっしゃるのですか。

ショー氏: はい。それに加えて、受験会場や試験時間の延長など配慮をリクエストするための診断評価も行っています。私たちのところには、心理クリニックがありますので、そうした色々な診断を行うことが可能です。

ただ本校では、テキサス州の公立校で義務付けられているSTARテストは行っていません。ここでは、生徒たちに生活していくための準備教育を行っているのであって、試験のための準備教育はしていません。学んだことを実際の生活の中で、活かして欲しいと思っているのです。他方、私たちのカリキュラムはかなり標準的で、州の基準とかなり連動しているといっても過言ではありません。本校は認可されている教育機関で、自分たちで何でも決められるわけではありません。

聞き手: 普通校へ転入する生徒さんたちは、どれくらいの割合でいますか。

ショー氏: これまで約10%の生徒たちが、いわゆる普通校に転入しました。もしそのような道がその子にとって最もふさわしい目標であれば、私たちもそうなるように援助していきます。昨年度では2名の生徒がそのような学校環境に移りました。

聞き手: 生徒さんたちの中で、大学や短大へ行く人はどれくらいの割合ですか。

ショー氏: 卒業した100名くらいの中で約30%が、モナークを出た後、大学のコースを受講しています。モナークを卒業した後、私たちの社会的な自立へ向けたプログラム(I.自立への移行サービスを参照)である「冒険者」レベルに参加する生徒たちは、ボランティア、職業訓練、大学に通うことを目的とした自己改善のためのプログラムに参加しています。このような自立に向けたプログラムに参加している学生の多くは、ヒューストン・コミュニティー・カレッジに通っています。

E. 診断クリニック
special_2015_02_01.jpg
写真提供:The Monarch Institute for Neurological Differences

モナーク診断クリニックは、神経学的な違い(例えば自閉症)に関連した確定診断を行っています。臨床チームが診断を下すだけでなく、多方面の分野の専門家から成り立つチームが、それぞれのクライエントの学習スタイル、得意分野、機能的な感情の発達の状況などに応じた初期の療育計画を立てています。また地域に向けても、特別な療育サービス(DIR® 療育[グリーンスパン博士によって提唱された自閉症児への発達論的療育。発達段階と個人差を考慮に入れた相互関係に基づくアプローチ]、心理社会的グループ、言語療法など)を提供しています。モナークの生徒でなくともこのような療育サービスを受けることが可能です。

聞き手: そちらのクリニックでは、最初に連絡してから初診まで大体どのくらい待ちますか。

ショー氏: 通常、一か月以内です。

聞き手: これは驚きですね。どうやってそんなに早く診断の予約がとれるのですか。

ショー氏: できるだけ早く受診できるようにしているからです。私たちのスケジュールに余裕をもたせることができるようにインスティテュート側もサポートしてくれています。そうはいっても、療育計画を立てるために全てのデータを分析するのに時間がかかります。初診まではすぐに入れてあげられますが、どのような計画を薦めることができるか十分に考えを詰めるまでは、少し時間がかかる場合もあります。

聞き手: あらゆる情報をチームとして集めた上で、総合的な療育計画を立てるのですか。

ショー氏: それぞれが自分の専門分野からの見解を加えていきながら、計画は何度も修正されていき、素案から最終のレポートに至ります。

聞き手: どうして皆の意見を一つに集めてレポートを書くのではなく、そのように徐々に修正していくのですか。

ショー氏: 皆のアイディアを同時に集約するのは、混乱を極めるからです。

聞き手: プロセスが大切ということですね。

ショー氏: そうです。今のところそのようにしています。皆に回しながら見ていき、最終稿を最後に皆で確認しています。

F. 療育サービス

それぞれの生徒の得意分野や改善したい点と、モナーク・インスティテュートの4つの重点的な目標に基づいて、様々な療育が行われています。療育を通して、先生たちは生徒たちと感情面のつながりを育み、それが彼らの心や脳を育てることになるからです。家族に用意されている選択肢は、(a) DIR/フロアタイム™ (b) 言語療法 (c) 作業療法 (d) 音楽療法の4つです。

聞き手: 遂行機能の発達のセッションとDIRについてもう少し教えてください。両親も参加するのですか?合計で何時間くらい行いますか?

ショー氏: はい、「クリサリス(さなぎ)プログラム」 *1に参加している「入門者」レベルの機能の子どもたちは、個別にDIR療育を受けますが、それは授業料に含まれています。職員の中でもこの療育に熟知した療法士によって、行われています。無理のない範囲で家族のメンバーが参加するのが条件であり、これを強く勧めています。

聞き手: 貴校とご家庭のどちらで行われているのですか?

ショー氏: ここで行っています。

聞き手: なるほど、そうですか。

ショー氏: 「入門者」レベルの子どもたちは、教室とは別の場所で療育を行っています。私たちが何を目標にし、どのようなアプローチで療育を行っているのか、保護者の方たちにも分かりやすく説明するために、母親あるいはその子どもの世話をしている人、父親に来てほしいと思っています。そうすれば、この療育法で練習したり、うまくいけば、家庭の中でも引き続き行えるような環境を準備できると考えています。

聞き手: 素晴らしいですね。

ショー氏: はい、親が参加することを条件としています。もし親があまりかかわっていなかったり、家庭で引き続き行うのが難しそうな場合には、状況を改善させられるように連携しながら工夫しています。その中で時間のある限り、できるだけ両親教育を行い、両親を含めたチームのメンバー間のコミュニケーションが密に取れるような仕組みがあります。情報交換を促進するために、全てのコミュニケーションは、チームのメンバー全員に同時に届くようにしています。

聞き手: どのように両親教育を個別化しているのですか。たとえば、もう既にABA(応用行動分析)プログラムなどを熟知した親御さんもいらっしゃると思うのですが。

ショー氏: それについては、家族によって異なってきます。時々、思春期前のお子さんを連れてきて、「ABAをこれまでやってきました。もうこれ以上は進歩がないと思います」と言ってくる親御さんがいらっしゃるのですが、それについては賛成できる時もあれば、反対する時もあるかもしれません。というのは、ABAだけをやってきたお子さんの中にはどちらかというと自分から行動を起こしたり、計画的、意図的に行動するというよりも、受け身で行動する傾向にある子がいるからです。そのため積極的というより反応的になりがちです。それは私たちが目指している「こういう人に育ってほしい」という人間像とは違うのです。

時々、療育の実験的デザインや起こった変化をどう解釈するかについて、親を再教育する必要があると考えています。たとえば、専門家や研究雑誌記事などで、ABAが唯一効果のある療法であるかのように読めるものがたくさんあり、それに関するデータの解釈は限定的な見方をしている場合があります。私たちはそのような他の療育について、軽視することにならないようなかたちで、刺激に対し期待されているように反応することと同じくらい重要と考えられる別の機能があることについて、親に教育していく方法を見つけなければなりません。

聞き手: 親御さんがそうした方針に同意しているからこそ、こちらの学校に子どもを入れたいと思うのですよね。

ショー氏: 通常はそうです。新しいシステムの療育を取り入れるにあたり経験する困難さは、家族によって、まちまちです。家族としてのあり方が凝り固まっているご家庭もあり、家族の力関係に踏み込んでいくのは、かなり複雑です。そのため、バタフライ・プログラム *1を教える先生方の中にプロのカウンセラーや結婚・家族セラピストが多いのです。

G. レプリケーション・プログラム(類似施設の開校指導)

レプリケーション・プログラムでは、同じような学校を世界中で計画・設立・運営したいと考える団体のために有料で援助するサービスを提供しています。

聞き手: レプリケーション・プログラムについてお聞きしたいと思います。そのようなサービスを受けた学校は、いくつあるのでしょうか。

ショー氏: いまのところ、二校設立されました。グアテマラ共和国グアテマラ・シティのコレヒオ・モナークが第一号で、次がメキシコ・シティのモナーク・セラピー・スクールです。

聞き手: それらの学校は、大体どれくらいの費用を支払っていらっしゃるのか教えていただけますか。

ショー氏: レプリケーション・プログラムでは、私たちと共にヒューストンで一年間過ごしてトレーニングを受けることが要求されます。ですからその費用と、その団体が本校のモデルを踏襲して学校を維持していくための費用を支払えるのか、というところです。

H. トレーニングセンター

モナーク・トレーニングセンターは、地域、全米、世界レベルでその知識を広める活動を行っています。これまで年間で2,000名以上の保護者、プロフェッショナル・エデュケーター、セラピスト、精神科を含む医療専門家、行政官、管理職者、大学教員などを対象に、モナークのラジオ番組やワークショップ、セミナーを通してトレーニングがおこなわれてきました。

I. 自立への移行サービス

モナーク・インスティテュートは、生徒に近隣の住居や雇用につながる訓練を提供することで、学校生活と社会人としての生活のギャップを埋めるプログラムを提供しています。また移行期の生徒たちを対象として、自立と自己管理のための準備として、コーチングとケースマネージメント *2を行っています。

J. その他

聞き手: あなたご自身とモナーク・インスティテュートの将来の目標について聞かせてください。

ショー氏: まず、私のことから話させてください。というのは、私がモナークのためにここでの活動を通して行おうとしているのは、幼児期において神経発達的に違いがみられる子どもたちへの評価や治療計画の質をますます高めようということだからです。それが、私たちが焦点をあてているポイントです。それを貫くためには、最新の研究を追求し、これまで勧めてきたことで本当に効果がみられることは何なのか、熟考するということが必要です。そしてどんな方法が実行しやすく、また困難であったかについて、これまでのクライエントを追跡調査していくことでもあります。

私はメンタルヘルスの分野に長く従事してきましたし、様々な目的に応じた評価レポートを数限りなく書いてきました。本校の教師陣は、それぞれの子どもをどのように支援していくかについて、非常に真剣に考えており、それは、クライエントのために、より啓発的で役立つ評価モデルをつくっていく大きな機能を果たしています。これらのレポートは重点的な目標のモデルとして使用しているだけでなく、大人や子どもの治療計画を考案するのに使用しています。

聞き手: クライエントに対して、フォローアップを行っていますか?

ショー氏: 匿名で追跡調査を行っていますので、誰が答えたものであるかについて特定できないようになっています。これは必ずしも常にそうではありません。というのは、私たちの評価計画では、定期的に繰り返し評価を行う必要性をたえず強調してきましたし、普通校で求められるのと同様に3年ごとに行うよう勧めています。

かなりの多くの子どもたちに対し、3年ごとの評価をしてきました。最近では驚くべきことに、前例がないほどの関わり方をするお子さんだった子が、全く別人のように成長したというケースがありました。ご両親は私たちの療法を続けて行い、さらにそれに独自の工夫を加えて実践した結果です。認知テストの結果から、彼の成長を立証できました。

聞き手: 素晴らしいですね。

ショー氏: これは一例ですが、このように追跡してきたことで、私たちが薦めたことをご家庭で集中的に実践することによって、子どもに確たる成長が見られるという結果が得られています。

聞き手: そのような子どもの成長がみられるというのは、大変やりがいのあるお仕事ですね。

ショー氏: まさにそうです。前にお話しした通り、本校の評判が知られるようになりますと、ますます難しいケースのお子さんの診断も引き受けることが増えてきますが、当初は機能面で大きな障害をもっていたお子さんが大きくなって成長した姿を見るのは、非常に嬉しいことです。こうした子たちを再び診ると、大変な努力を重ねた結果、劇的な成長を遂げているのです。そういうことがあるので、私たちのやっていることが価値のあることだと確信します。

聞き手: 本当にそうですね。ありがとうございました。


  • *1 モナーク・スクールでは、「入門者・初心者」レベルの生徒は「クリサリス・プログラム」で学び、「初心者・挑戦者・冒険者」レベルの生徒は「バタフライ・プログラム」あるいは「自立へ向けたプログラム」で学ぶ。
  • *2 ケースマネジメントとは、複数の関係機関が援助する際、事例の進捗状況やそれぞれの機関におけるサービスの提供内容を把握し、必要に応じてサービスの調整(コーディネート)等を行う活動のことをいう。関係機関の間で見立てや方針の不一致、あるいはサービスの重複、混乱なども生じかねないため、このケースマネージメントは、極めて重要である。

筆者プロフィール
report_porter_noriko_02.jpgポーター 倫子(Noriko Porter)

金沢市出身。1987年より11年間北陸学院短期大学で保育者養成に携わり、国際結婚を経て1998年に渡米。2008年にミズリー州立大学人間発達家族研究学科博士課程を卒業。現職はワシントン州立大学人間発達学科のインストラクター。2015年より安倍フェロ-として日本における調査研究を実施。テキサス大学医学部の精神医学行動科学学部客員研究員。立命館大学の人間科学研究所客員協力研究員。
保育の分野で幅広く研究を行ってきたが、最近では日米の子育て比較研究が主な専門領域。自閉症児を抱える子どもの親としての体験をもとにして執筆した論文「高機能自閉症児のこだわりを生かす保育実践-プロジェクト・アプローチを手がかりに-」で、2011年日本保育学会倉橋賞・研究奨励賞(論文部門)受賞。
このエントリーをはてなブックマークに追加

TwitterFacebook

遊び

メディア

特別支援

研究室カテゴリ

所長ブログ

Dr.榊原洋一の部屋

小林登文庫

PAGE TOP