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【ベトナムの子育てレポート】第10回 子どもと行くベトナムリゾート~常夏、青空のフーコック島~

天達 彩子

2019年3月15日掲載

要旨:

ベトナムのリゾート地が、最近、各種メディアに取り上げられるなどして徐々に人気が高まっていると聞きます。日本からの直行便がほとんどないため、まだまだ日本人は少ない印象ですが、いずれのリゾート地もハノイやホーチミンから国内線で1~2時間とあり子ども連れでも行きやすく、週末の土日や旧正月などの連休中に旅行する家族も多くいます。今回は複数あるベトナムリゾートの中の一つ、常夏のフーコック島をご紹介します。

毎年2月、ベトナムで最も長い連休である旧正月を終え、ハノイの街は通常モードに戻ります。1月~3月の間は特に曇り空の日が多く、小雨がしとしとと一日中降り続きます。底冷えする寒い日にはダウンコートを着用し、まるで日本の冬のようです。子どもたちも思うように外遊びできず、室内のプレイルームなどで過ごしたり、屋根付きの駐車場で自転車をこいだりしながらやり過ごす日々。なんともスッキリしないハノイの冬は、私にとっても、子どもたちにとっても、不得意な季節でした。しかし、そんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれる、とても素敵な場所がありました。常夏のベトナムリゾート地、フーコック島です。近頃、日本でも雑誌などで取り上げられ知名度を上げているベトナムリゾート地ですが、フーコック島の他にも、コンダオ、ダナン、ニャチャンなどが有名どころです。フーコック島はベトナム南端に位置する常夏の島で、日本の淡路島くらいの大きさです。11月~4月がベストシーズン、まさにハノイの冬から逃れるのに絶好の場所です。

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(写真左)この時期(2月頃)のハノイの空
(写真右)同じ時期のフーコック島の空。たった2時間飛行機で飛んだ先とは思えない気候の違い

ハノイから国内線で約2時間、空港に降り立つと、先ず真っ青な空の青さに感激します。ハノイの灰色の空とは大違いとあり、それだけで幸せな気分になれてしまいます。タクシーに乗り込み15分も行くと、たくさんのリゾートホテルが次々と現れます。ホテルは大規模なものが多く、広大な土地を非常に贅沢に使って建設されています。日本人にも馴染みのある大手ホテルチェーンは一通り進出している印象で、ホテル選びには困りません。

ホテルは海岸(プライベートビーチ)に面し、大きなプール、レストラン、バー、マッサージサロンなどの施設が充実しているところも多く、その中で滞在が完結できる作りになっています。もちろん、当たりはずれはありますが、解放感のある、エキゾチックな雰囲気の素敵なホテルがたくさんあります。また、海水は非常に澄んでいて、砂浜の砂は白くさらさら、子どもたちは、プールと海を行ったり来たりしながら思う存分、一日中大喜びで遊ぶことができます。海辺で飲むココナッツジュースや、日本ではあまり見ないスイカジュースも子どもたちの大好物でした。

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写真左)砂浜で飲むココナッツジュースは格別と、息子
写真中央)ホテルのプールで思う存分遊ぶ娘
写真右)子ども用のウォータースライダーなどもあるプール

また、綺麗な海でとれたシーフード、特にエビとイカを安く美味しくいただくことができます。ハノイでの魚料理といえば、淡白な川魚が多く、シーフードを食べる機会がないため、大人も子どもも、フーコック島では食事をとても楽しむことができます。ナイトマーケットの屋台で食べるシーフードは外国人にとても人気があり、夜遅くまで賑わいます。またパールの養殖も盛んで、空港にもおびただしい数のパールのアクセサリーが販売されています。

 フーコック島が他のリゾートと少し違うのは、ホテルの外で、観光や買い物を楽しんだりできるエリアが非常に少ない点です。ホテルから一歩出れば、広大で何もない土地がただただひたすらに広がっていて、お土産を買えるような商店などもあまりありません。よって、数日間滞在する場合には、ホテルを変えて楽しむのがおすすめです。ハワイなどのように完成された、きらびやかなリゾート感はありませんが、その「何もない」、急かされない静かな空気感が私にとっては非常に心地よく感じられました。また、ハノイで拝むことのできない海、なかなか食べることのできない美味しいシーフード、何といっても真っ青な空の下で、子どもたちも大いに楽しみ、遊び倒すのでした。 大人はここで日ごろの疲れを癒し、子どもたちはストレスを発散し、青く澄んだ空と日光にエネルギーをもらって、またハノイでの生活に戻っていくのです。

筆者プロフィール
天達 彩子
東京女子大学を卒業後、教育系企業に就職。夫の海外赴任を機に退職し、当時2歳と4歳の子どもたちと共に渡越。2014年11月から2016年3月までハノイで暮らし、帰国後は紙・パルプ系企業に転職。現在も会社員として従事。
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