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第3回東アジア子ども学交流プログラム@中国(杭州)

2008年10月31日掲載

【日程】
2008/10/31・11/1

【テーマ】
チャイルドケアリング・デザイン


【プログラム】 

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2008/10/31 1日目@(浙江師範大学杭州幼児師範学院)

基調講演 「チャイルドケアリング・デザイン」
CRN所長 東京大学名誉教授 小林登

特別講演 「子どもの世界」
華東師範大学教授 朱家雄

講演 「子どもの色好みと幼児園の環境デザイン」
杭州師範大学杭州幼児師範学院院長 秦全亮

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2008/11/1 2日目@(浙江師範大学杭州幼児師範学院)

講演1 「子どものウソは本当に嘘なのか」
お茶の水女子大学副学長 内田伸子

講演2 「発達障害と保育」
お茶の水女子大学教授 榊原洋一

講演3 「子どもの社会修飾行為」
浙江師範大学教授 傅根躍

講演4 「知覚発達障害と家庭環境のデザイン」
北京大学付属第一病院教授 戴淑鳳

シンポジウム 「子どもの世界と大人の世界」
司会:王振宇
シンポジスト:秦全亮、傅根躍、戴淑鳳、内田伸子、榊原洋一
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【主催】 
チャイルド・リサーチ・ネット(CRN)、浙江師範大学杭州幼児師範学院

 

【レポート】 
2008年10月31日(金)、11月1日(土)の二日間にわたり、浙江師範大学杭州幼児師範学院にて、第3回東アジア子ども学交流プログラムが開催されました。浙江師範大学の学生や浙江地方の幼児園の園長、先生、幼児教育関係者を中心に、延べ500人以上出席し、子どもに優しいグランド・デザインのChild-Caring Design(CCD)を実現していくには、我々大人が何をすればいいかについて日中両国の研究者の間で学術発表や意見交換が行われました。

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初日は、開幕式ののち、チャイルド・リサーチ・ネットの所長、東京大学名誉教授の小林登氏より、「Child-Caring Design」の理念、狙いと背景について、基調講演が行われ、子どもの目線で、社会をデザインしていくべき必要性が強調されました。その基本的な主張をもとに、日中両国の研究者たちによる、講演、ディスカッション、幼児園見学、日本おもちゃ展示会の見学などが、2日間にわたり行われることとなりました。中国華東師範大学の朱家雄氏が「子どもの世界」という題名で、子どもの目線で、子どもの世界を理解するには、我々大人はどこまでできるのか、どう子どもに近づけるかということを哲学的、人類進化的なマクロ的な視点で述べられました。

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2日目は、日本からはお茶の水女子大学副学長の内田伸子氏、同大学教授の榊原洋一氏によってそれぞれ子どもの心理的な発達(子どもの嘘のメカニズム)、発達障害について発表がありました。また、発達心理学研究で浙江師範大学の傅先生、新生児医学を研究されている北京大学第一付属病院の戴先生より、子どもの社会的修飾行為と乳幼児の発達障害について、中国側の研究成果を発表されました。日中両国の学者の発表や、最後のシンポジウム「子どもの世界と大人の世界」では、学者たちで子どもの世界と大人の見方などについて、実験データなどを示しながら、真剣な議論が行われました。日中の比較研究や学術交流に大きな一歩を踏み出したと感じております。

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会議日程内で、「日本Good Toy展示会」を同時開催し、現地の学生や園長先生からは「貴重な学習チャンスであった」と好評を得ております。

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今回の国際シンポジウムでは、言葉の壁を超え、学術レベルの高い会話ができ、現場の先生や大学(院)生からも高い評価をいただきました。このような活動を通じて、子ども学の普及や国際化、子ども研究の発展を推進し、子どもたちの幸せいっぱいの生活を実現するために、地道ではありますが、一歩ずつ踏み出していると思います。今後ともCRNの活動にご指導、ご支援のほど、宜しくお願いします。

 

※詳細の講演録は『東アジア子ども学交流プログラム報告書』に記載しています。


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「東アジア子ども学交流プログラム」について、今までの活動紹介はこちら

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