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家族をつなぐメディア実践の試み ~Family Narrative(家族の対話)支援活動「未来の君に贈るビデオレター作成ワークショップ」の紹介~

要旨:

子どもの言葉の発達には、家族での対話(Family Narrative:FN)が重要な役割を果たすという。親自身が、家族内でのコミュニケーションを通じて、家族としての経験に意味を持たせることが、子ども自身の語りにおける体験の意味付けの仕方にも影響する。本稿では、Family Narrative Consortiumが作成した指標を手がかりに、Digital Storytellingを活用した家族内コミュニケーションの活動をデザインし、FN 向上の支援を行った取り組みについて紹介する。
1.はじめに

本研究にあたっては、2つの問題意識があった。1つ目は、家族内でメディアの個別利用が進んでいる問題である。メディア端末の小型化軽量化が進むことで、利用シーンの個人化も進んでおり、家庭においても同様である。1つのテレビを囲み、家族団らんしながらの視聴より、個別にタブレット端末等で情報収集、コミュニケーションするというシーンが多くなっている。2つ目は、家族内におけるコミュニケーションの量・質の変化である。言葉の発達が著しい幼児期には、身近な大人との対話が重要であるが、近年父親の長時間労働だけでなく母親の職業進出に伴い、家族内のコミュニケーションは希薄化している。

以上の問題意識を踏まえ、メディアを用いて家族の絆を深めるべく、家族対話の支援活動をデザインし、実践・評価することとした*1

2.家族としての対話:Family Narrative

Narrativeとは「物語・談話」から「話術・語り口」まで含んだものを指す。Narrative Skillとは、いくつかの出来事を一つのストーリーにおいて関係づけ、意味づけてゆくとともに、ストーリー全体をより精緻なものにしていく力である。子どものNarrative Skillの発達には、親の語りの引き出し方が重要であるという。そして、子育て世代の親は、子どもの支援を行う一方で、パートナーや子どもという家族の関係性の中で、語る内容そのもののNarrativeをも発達させている*2。これまでは、個人としての経験の語りであったものが、家族のメンバーの人生とも重ね合わさるようになり、重要な出来事を誰かに語る経験を通してNarrativeを作り直し、家族としてのNarrative(Family Narrative:以下FN)も発達し続けるという。

このような状況を考慮し、Family Narrative Consortium(以下FNC注1)は、家族間での対話について、内容に一貫性があるか、家族がどのようにやりとりしながら対話を行っているか、各メンバーがお互いに信頼感を持っているか等に関わる指標を作成している*3。ここでのFNとは、個人を超えて、家族みんなで体験したこと、さらには家族の誰かの体験が自分にとってどのような影響をもたらし、意味を持っているのかを含めたストーリーであり、家族というものをそれぞれがどのように受け止めているかについて扱っている。つまり、FNとは家族の対話を指すのだが、家族がどのような思いで、どのように対話をしながら1つのテーマについて語っていくかという過程も含むものである。

2.1.Family Narrativeの指標

FNCはFNの構成要素を(1) 一貫性(2) インタラクション(3) 関係性への信念という項目から、内容が示す詳細を定義するとともに、そこから指標を導き出し、その指標が妥当なものかの検証をしている。健常な子どもがいる北米の中流階級の家庭は、精神疾患のある親や、問題があるとされる子どもがいる家庭と比べて、高水準でバランスの良い結果を示している。これらのFNCの指標から、本研究で活用する指標を下記のようにまとめる。

(1) 一貫性

夫婦により語られる内容が、一貫したもので1つのまとまった話になっているかどうかの指標。4つの項目から成り立っている(表1-左)。

(2) インタラクション

夫婦がどのように対話を重ねてストーリーを構築していくかの指標。3つの項目から成り立っている(表1-右)。

表1 Family Narrativeの指標
一貫性の下位項目
インタラクションの下位項目
a) 内部の整合性
語られている各部分の内容がテーマと矛盾していないかどうか、テーマへの見解や意味が述べられているかどうか。

b) 組織化
語られる内容に5W1Hがあり、文脈に即して語られているかどうか。

c) 柔軟性
多面的に捉えているかどうか。各メンバーの視点が含まれているかどうか。

d) 内容と情動の一致
内容に対する考えやそれに対する思いが表現されているかどうか、その感情が内容と矛盾していないかどうか。
a) 夫婦のNarrativeスタイル
対話スタイルとして、意見の衝突がそのままになっていないか、協力的に共同でストーリーを作り上げているかどうか。

b) 調整
お互いに語り、家族が1つのグループとして、相手の意見を取り入れながら語っているかどうか。

c) 夫と妻の確証/反証
相手の語りについて否定や軽蔑的な発言をせず、積極的に論拠を確認しあっているか、反対の時も意見やその論拠をきちんと述べているかどうか。

(3) 関係性への信念

家族の各メンバーがその関係性について、安全で、自分が困ったときには助けてくれる、何かの時には応援してくれるなど、信頼できるものとみなしているかどうかの指標。FNは、家族の個々人のストーリーを個別に語っていくだけではなく、家族の1つのストーリーとして統合していくことが重要であるという。そこでFNCでは、家族の関係性への信念がFNに影響するものとして指標に組み入れている。

2.2.本研究の目的

本研究では、子育て世代の夫婦を対象に、家族としての語りであるFNを向上させる支援を行うことを目的とする。FNをより向上させる支援を行うために、FNCの指標をもとに活動をデザインする。その活動を通して、指標の (1) 一貫性、(2) インタラクション、(3) 関係性への信念の項目に与える影響を検証し、デザインした活動を評価する。

3.ワークショップの活動デザイン

FNの向上を支援する活動として、10年後の子どもに見せることを目的とした「未来の君に贈るビデオレター」を作成するワークショップをデザインする。ビデオレターは、「経験の意味づけを行う」活動に適しているDigital Storytelling形式にて作成するものとした。Digital Storytellingは、「典型的なものは、画像やビデオ、オーディオを組み合わせ、個人の話や歴史的イベントを2-3分で物語ること」と説明されている*4。子どものためのビデオレター作成という動機で、ある項目について夫婦の思いが互いに矛盾するような場合も、その解決策を検討しながら「家族」としての1つの家族物語を作成する。ストーリーは6つのシーンから構成される(表2)。これらの構成に、各家族の思い出の写真を合わせ、写真にテロップとナレーションを付け、作品を仕上げる。

表2 「未来の君に贈るビデオレター」のストーリー構成
シーン シーンの概要
 1. タイトル 未来の子どもへの挨拶・家族紹介
 2. 結婚前 夫・妻の結婚前の状況
どのような夢を描いていたか等
 3. 家族の誕生 子どもの誕生
その時感じたこと、考えたこと
 4. 現在の状況 最近の状況
子どもや家族、大変な事も含める
 5. 現在の気持ち 現在の家族に対する気持ち
 6. 未来へ 未来の子どもへ贈るメッセージ

夫婦でビデオレターの内容を考えてもらうための方法として、まずは自分の考えをまとめるワークシートを準備する(表3)。困難や葛藤をも表出するために、ワーク・ファミリー・コンフリクトを参考にした。ワーク・ファミリー・コンフリクトとは、仕事と家庭を両立しようとする際に生じる葛藤である*5。まず夫婦各自で考えを整理し、ワークシートに記入する。次に、記入したものを見せ合い、自分と相手の共通点と相違点について比較し、確認しあう作業を通じて家族が抱える葛藤・困難・問題について検討してもらう。これらの活動を経ることで、ビデオレターにおいて、それぞれの家族ならではの「思い」や「子どもに贈るメッセージ」を生成することにつながり、その過程がFNの向上をもたらすと想定している。

表3 ワークシート
1. 人生設計について
  • 学生時代に思い描いていた自分の人生(キャリアパス・将来の夢・イメージ等)について描写して下さい。
2. 人生の中での「子育ての意味」ついて
  • 自分の人生の中で「親になること」「子どもを産み育てること」「子育て中心の生活を送ること」についてどのように考えていた(考える)と思いますか?
  • 結婚前・結婚後・出産後・将来について記載して下さい。
3. 現在感じる「子育ての意味」について
  • 私たち人間にとって、「子育て」とはどのようなものであると思いますか?
  • あなた自身にとって、「子育て」はどのようなものであると考えますか?子育ての意味(当然のもの、成長を促すもの、我慢の時、嬉しいor辛いもの、喜び等々)について教えて下さい。
  • あなた自身にとって、「子育てしている現在」は、自分自身の人生の中でどんな時期だと思いますか?
  • 「子育て」によって、自分の中で失っているもの、あるいは大変、辛い、苦しいと感じること、またはどうしたら良いか悩むことはありますか?それは何でしょうか。
  • 子育てを終えたとき、自分のやりたいこと、あるいはパートナーとどのような暮らしをしたいか、子どもとどのような関係でいたいか、考えていますか?
  • 子どもの成長とともに、家族はどのように変化していると感じますか?
  • あなたにとって家族とはどのようなものですか?
  • あなたが子どもに望むこと、願うことは何ですか?/望まないこと、願わないことは何ですか?/どうしてそのような思いに至ったのですか?
  • 自分の子育ての方針に影響を与えた出来事、体験、または、メディア(書籍・映画・テレビ)はありますか?それは何ですか?
  • 結婚前の自分の家族で、辛い、大変、嫌だなと思うこと、苦労したことはありましたか?

これらの活動内容を踏まえ、作業スケジュールと伝えるべきインストラクションを検討し、FNを支援する「未来の君に贈るビデオレター作成ワークショップ」をデザインした(表4)。

表4 「未来の君に贈るビデオレター作成ワークショップ」の概要
時間 活動内容
10:30-11:00
事前アンケートの記入・ワークショップ概要説明
参加者家族同士で自己紹介・家族に関する研究の紹介
11:00-11:30
ウォーミングアップ
(テーマについて夫婦で語る=事前課題)
11:30-12:00
サンプルビデオ視聴・ビデオレターについての説明
※FN向上を狙い、語りや対話におけるポイントや注意点を伝える
13:00-14:00
ワークシートの記入・夫婦でワークシートの見せ合い
※葛藤や問題を導き出す
14:00-16:00
ビデオ構成・シナリオを吟味・ビデオレターの流れを作成
パソコンでビデオレターを作成
16:00-16:30
フォローアップ
(テーマについて夫婦で語る=事後課題)
16:30-17:00
事後アンケート記入

4.活動の評価

小学校1・2年生の子どもがいる家族(14組)に、ワークショップに参加してもらった(図1)。デザインした活動「未来の君に贈るビデオレター作成ワークショップ」については、FNCの指標の変化から評価を行った。

(1) 一貫性(2)インタラクションについては、ウォーミングアップとフォローアップで行った事前課題・事後課題における夫婦の語りを分析する。まず、「家族にとって重要だと思われる出来事」を2つ挙げてもらい、そのテーマをウォーミングアップに1つ、フォローアップに残りの1つをランダムに割り振り、夫婦で語ってもらった。テーマは、「次男の誕生」(3組)、家の購入(3組)、引っ越し(2組)などが挙がった。 今回の活動は夫婦の支援に焦点を当てており、お子さんはビデオレターのナレーション吹込み以外の活動には席を外してもらった。プロトコルを起こし、詳細に定義した指標(表5,6)に基づいて産出箇所をカウントし、事前事後で比較した。

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図1:実践風景(夫婦の活動と家族の活動)

(1) 一貫性の結果

各詳細項目(表5)の該当発話をカウントし、事前・事後で比較したところ、一貫性の合計については、1%水準の有意差で増加していた。各項目ではまず、a)内部の整合性に向上が認められた。詳細項目では、(a-2)テーマに対する見解について言及(a-3)テーマに対する家族としての意味について言及が向上している。次に、c)柔軟性に関して有意差があり、(c-3)テーマに対する問題や葛藤を言及(c-4)テーマに対する問題や葛藤の解決・結果について言及が向上しているという結果が得られた。例えば、A家(テーマ「引っ越し」)は、夫「(子どもに)淋しい思いをさせ」、妻「環境の変化で(子どもに)すごく不安を感じさせた」が、夫「逆に強くなった」というような結果を述べている。B家(テーマ「犬について」)は、妻「飼うのはすごく大変な事なので、ちょっと嫌だな」と思っていたのが、夫「みんながきちんと面倒をみなくちゃいけないと思うようになった」と述べている。

ワークショップを通じて、1つのテーマに対し、じっくりと対話を重ねながらお互いの考えを深める傾向に変化したと考えられる。

表5 一貫性の詳細
a) 内部の整合性
  1. テーマが明確で言及している
  2. テーマに対する見解について言及
  3. テーマに対する家族としての意味について言及
b) 組織化
  1. 「いつ(When)」の話か言及
  2. 「どこで(Where)」の話か言及
  3. 「誰(Who)」の話か言及
  4. 「何を(What)」した話か言及
  5. 「どうして/理由(Why)」に言及
c) 柔軟性
  1. 家族の各メンバーのそれぞれの思いを言及
  2. 家族の各メンバーの感情や考えを統合する
  3. テーマに対する問題や葛藤を言及
  4. テーマに対する問題や葛藤の解決/結果について言及
d) 内容と情動の一致
  1. ネガティブなことについて言及
  2. ネガティブなことに対してネガティブな感情を表現
  3. ポジティブなことについて言及
  4. ポジティブなことに対してポジティブな感情を表現

(2)インタラクションの結果

(1)一貫性と同様に前述の評価方法に従い、インタラクションの詳細項目(表6)についても、語りに産出されている箇所をカウントし、事前事後で比較した。

インタラクション数の合計とともに、a)夫婦のNarrativeスタイルb)調整c)夫と妻の確証/反証の項目の向上に有意差が認められた。例えば、N家(テーマ「空手」)は、妻「それはすごい感心した」(a-4)に対し、夫「うん、でも今少しだれているかな?」(a-1)と答え、妻「うん、そう、オレンジ帯取ってからね」(a-2)という意見も出たが、妻「この空手のおかげで、疲れたとか言わなくなったよね」(a-4)とまとめている。F家(テーマ「帰省」)は、妻「本当は行かせたくないというのが本音?」(c-2)に対し、夫「ありがたみを感じているので、それは無い」(c-3)と答えている。

ワークショップの中で、特にワークシートのお互いの記入について、同じ点、異なる点を確かめ合う過程を経て、葛藤を調整したり、確証や反証を行ったりする対話に変化したものと考える。

表6 インタラクションの詳細
a) 夫婦のNarrativeスタイル
  1. 相手の話へ反対する見解を述べる
  2. 相手の話に同意し、見解を述べる
  3. 相手に確認を求める
  4. 相手の話を補強する内容を述べる
b) 調整
  1. 相手の自分と異なる意見の内容について、差異を確認する
  2. 相手の自分と異なる意見の内容を、考えが一致しないままでも、ストーリーに列挙していく
  3. 相手の自分と異なる意見の内容を、自分の意見や考えに取り入れる
c) 夫と妻の確証/反証
  1. 相手の話に対し、相槌や復唱、内容の確認を行う
  2. 相手に対し、不明な点・納得いかない点の確認を行う
  3. 相手の話に対し、根拠の確認を行う
  4. 相手の話の内容を否定する

(3) 関係性への信念の結果

関係性への信念は、対話プロトコルではなく、事前・事後のアンケートで比較を行った。5つの項目を5段階で評価してもらう他、その理由について記述をしてもらった。項目と結果は、以下のとおりである。

  1. 家族はお互いに対して信頼感を持っている(平均:事前4.46<事後4.71)
  2. 家族はいざという時に助けてくれる存在である(平均:事前4.71<事後4.79)
  3. 家族は社会で何が起きたとしても,自分の安全な場所である(平均:事前4.71<事後4.86)
  4. 家族はお互いのことをきちんと理解しあえている(平均:事前4.21<事後4.25)
  5. 家族に対して不満がある(平均:事前2.18=事後2.18)

全項目を通して、28名(夫婦14組)中、信念に対する項目がプラス(+)に増えた人は11名[夫5名/妻6名]、変化が無い(0)人は10名[夫7名/妻3名]、減少(-)した人は7名[夫2名/妻5名]であった。家族ごとに見ると、夫婦共+(2組)、夫婦共0(3組)、夫婦共-(1組)、夫+妻-(4組) 、夫-妻+(4組)のように各夫婦で結果が異なっていた。

5.まとめと今後の課題

本研究では、子育て世代の夫婦を対象に、FNの向上を支援すべくFNCが作成した指標を手がかりにDigital Storytellingの活動デザインを行い、評価実践を行った。分析の結果、提案した活動を通じて、FNの一部に変化があること分かった。一貫性とインタラクションが特に向上した家族には、相手の発言を受け止め、意見を出し合いながらテーマに対する家族の意味を構築している対話がみられた。また、ワークシートの記述を詳細に行いながらこの活動自体の家族にとっての意味を考えていた。 関係性への信念については、各家族の変化が異なり、一定の変化が得られる結果には至らなかった。

アンケートの自由記述からは、「今まで特別話したことは無かったけれど、自分でもこんな風に思っていたんだと改めて気付かされたり、相手の考えも知ることが出来ました。すごく良い機会になりました。」や、「家族に対する気持ちを改めて強く持てることができました。また、子どもへの願いが妻と私とでは、性差から来る違いが現れているところもあると気付きました。」等の感想が寄せられた。

現在、家族の形態は多様化している。本研究では、従来型の夫婦と健常児のいる家族を対象に活動をデザインし、検証を行っている。今後はシングルマザー、子どもに障害がある等、多様な家族の形態に合わせ、家族内コミュニケーションを支援する方法も検討していきたい。現在では、撮影した写真を画像共有サイトやSNS等の各種ソーシャルメディアに記録・管理し、家族だけでなく親戚や知人と共有する人も増えている。今後は,それらの記録を活用する家族新聞や思い出ムービーの制作等で、継続的な支援を行っていきたい。

なお、ワークショップで作成したビデオレターは、10年後に各家庭に送付する予定である。


注)

  • Family Narrative Consortiumとは、マッカーサー財団の助成を受けた家族研究のグループ。家族とその子どもの発達への影響について、5年(1989-95年)に渡り研究が行われた。


参考文献

  • *1 佐藤朝美,椿本 弥生,朝倉 民枝(2013), 「Family Narrative支援活動 「未来の君に贈るビデオレター作成WS」のデザインと実践.」 日本教育工学会論文誌(論文),Vol.37, No3, pp.229-239.
  • *2 Pratt, M. W., and Fiese, B. H. (Eds.)(2004)Family stories and the lifecourse: Across time and generations. Mahwah, NJ: Erlbaum.
  • *3 Fiese, B., and Sameroff, A.(1999)The family narrative consortium: A multidimensional approach to narratives. Monographs of the Society for Research in Child Development, 64(2): 1-36.
  • *4 Robin, B.(2006)The Educational Uses of Digital Storytelling. In C. Crawford et al. (Eds.), Proceedings of Society for Information Technology & Teacher Education International Conference 2006:709-716
  • *5 若島孔文,野口修司,狐塚貴博 [他](2009)家族構造とワーク・ファミリー・コンフリクトに関する研究.東北大学大学院教育学研究科研究年報,57(2) :165-188
筆者プロフィール
sato_tomomi.jpg 佐藤 朝美 (東海学院大学 講師)

東海学院大学子ども発達学科講師。東京大学大学院学際情報学府博士課程中退後、東京大学大学院情報学環助教を経て現職。専門は、教育工学、幼児教育、学習環境デザイン。システムエンジニアと育児の経験を生かし、子どもを対象とした開発研究を行う。構築したオンラインコミュニティ「親子de物語」で、第5回キッズデザイン賞を受賞。

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