「子ども学」ライブラリー

第8回 淑徳大学教育学部こども教育学科 

 加藤 尚裕(こども教育学科教授)


■本学部が育てる人材


 本学部では、淑徳大学の建学の精神である「共生ともいき」と「実学」にもとづき、未来を担う子どもたちを育て、教えることができる人材を育成しています。具体的には、教育実習以外にも体験学習や教育現場での実習・ボランティアなど、子どもたちと向き合う機会を多く用意しています。また、2年次の体験学習では、特別支援学級での実習も行います。障がいのある子どもたちと触れ合うことで、学習や学校生活への支援を学ぶことはもちろん、学生の意識も大きく変化します。さまざまな教育の場を知ることで、学生自身が改めて「教育」について考える機会となっています。そして、こうしたさまざまな経験と大学での授業による理論と実践をつなぐ往還型のカリキュラムを実施しています。


■本学科の2つのコース


 本学部本学科は、小学校教諭一種免許状を取得し、小学校の教員をめざす「初等教育コース」と、幼稚園教諭一種免許状と保育士資格を取得し、幼稚園教諭や保育士をめざす「幼児教育コース」を設けています。いずれも地域の児童施設や教育施設での実習やボランティア活動を通し、「共生」という淑徳の福祉マインドにもとづく実践的指導力と、「感恩かんのん奉仕ほうし」の精神を育成します。「初等教育コース」では、4年次に教育実習を終えた後も教職インターンシップに参加し、授業研究など、より専門的な知識と技術を高めます。「幼児教育コース」では、2年次から「淑徳子育て支援プログラム」に参加し、地域と連携しながら保育技術を学びます。また、学内に学校現場経験豊富な教員が常駐する「教員・保育士養成支援センター」を設置し、教員免許状や保育士資格取得のための対策講座を実施するほか、フィールドスタディーや実習など幅広い内容のサポートを行います。


■本学部の特徴

  1. 少人数ゼミで学ぶ
    1年次から4年次まで、4年間を通して15名程度のゼミ形式の授業を取り入れています。保育所・幼稚園・小学校の先生として必要な専門的知識や技能を身につけることができます。
  2. 共生(福祉)について学ぶ
    保育所・幼稚園・小学校の先生に求められる力は豊かな人間力です。子どもたちへの支援など、ボランティア活動を通して「共に学び、支え合う」ことを学びます。
  3. 教育現場から直接学ぶ
    フィールドスタディーの実習やフィールドスタディーの授業では、1年次、2年次、3年次に、幼稚園・小学校で2週間程度の実習を行います。教育現場に直接触れることで生きた学習を行い、実践的指導力について学びます。
  4. 学校教育の今日的課題を学ぶ
    保育所・幼稚園・小学校現場の今日的課題である「障がいのある子どもへの支援」「児童キャリア教育」「食育と健康」など、これからの教師に必要な知識を、1年次から3年次までに学べるカリキュラムになっています。
  5. 教育現場の経験者から学ぶ
    保育所・幼稚園・小学校の現役の先生、教育委員会の先生、園長・校長先生など、教育現場の経験者から直接講義を聞き、教育の最新事例をともにロールプレイ形式やワークショップ形式で学んでいきます。


淑徳大学教育学部こども教育学科

住所:埼玉県入間郡三芳町藤久保1150-1
HP: http://www.shukutoku.ac.jp/academics/kyouiku/kodomo/


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