【開催日】 2015年10月10日(土)・11日(日)
【場所】 甲南女子大学(兵庫県神戸市)
【テーマ】 かしこい身体、じょうぶな頭、しなやかな心
~子どもの睡眠と運動と脳とこころの発達~
【大会長】 中井 昭夫
(兵庫県立リハビリテーション中央病院 子どもの睡眠と発達医療センター副センター長/
神経小児科部長・小児科部長・小児精神科部長)
【大会実行委員長】 一色伸夫(甲南女子大学教授/国際子ども学研究センター所長)
発達障害や子どものこころの問題は社会的にも重要な課題であり、脳科学研究も盛んに行われています。しかし、一方で、そもそも、子どもの「脳」や「こころ」を育てるものは何でしょうか?「脳」だけ取り出して「こころ」が語れるものなのでしょうか?また、子どもの睡眠障害の問題も、この数年で急激に増加するICT依存とも複雑に絡まって深刻化し、脳機能障害との関連も示唆されつつあります。近年の当事者研究や様々な科学的知見からも、子どもの「脳」と「こころ」の発達における睡眠などの生体リズム、感覚や協調運動など、身体性の重要性が明らかにされつつあります。
第12回子ども学会議(学術集会)では、「かしこい身体、じょうぶな頭、しなやかな心」を大会テーマに子どもの「脳」と「こころ」の発達における身体性の重要性について改めて考え、議論できる場となればと思っています。メインテーマの「かしこい身体」「じょうぶな頭」は「きんぎょがにげた」などで有名な絵本作家の五味太郎先生の著書「じょうぶな頭とかしこい体になるために」に感銘を受け、今回の学会趣旨をお話しご賛同、ご了解を得て使わせていただきました。五味太郎先生にはこの場をお借りして深謝いたします。
また、2日目の午後には 「認定こども園」に関する公開シンポジウムを企画しており、本シンポジウムは一般の方も無料で参加可能です。 その他、現場と専門家を繋ぐラウンドテーブル、ポスターセッションが行われます。
日程は季節の良い3連休の2日となっておりますが、連休最後の日には神戸の観光やグルメを楽しんでいただければと思っております。 お一人でも多くの皆様のご参加をお待ちしています。どうぞよろしくお願いいたします。
※プログラムの詳細、お申込は下記URLをご覧ください。
https://www.blog.crn.or.jp/kodomogaku/02/12.html